新真打 桂夏丸、神田蘭 5月上席に昇進披露
 落語芸術協会の桂夏丸と、女流講談の神田蘭がめでたく真打に昇進。披露は5月上席(かみせき、1日~10日)夜の部の当末広亭からはじまり都内各寄席で行われる。両名のプロフィールを紹介する。
 〔桂夏丸〕2003年3月に桂幸丸(ゆきまる)に入門し夏丸。07年9月二ツ目、18年5月真打。師匠幸丸は福島県(須賀川市)出身だが夏丸はお隣の群馬県は吾妻郡に84年8月15日生。
 〔神田蘭〕04年1月神田紅に入門して蘭。08年5月真打。夏丸同様入門時の芸名を通す。埼玉県春日部市の生まれ。
落語協会は秋に5名が真打に昇進
 新真打の5名は古今亭駒次(師匠は志ん駒、以下同じ)、柳家さん若(さん喬)、柳家花ん謝(花緑)、林家たこ平(正蔵)、女流落語の古今亭ちよりん(菊千代)。
 当席は10月上席の夜の部に、昇進披露が行われる。
60年前と現在の落語家人口
 落語協会と落語芸術協会(60年前の名称は日本芸術協会)を合計した落語家の数。現在の五代目圓楽一門と落語立川流は入っておりません。資料は<寄席芸能人重宝帳>。
真打 二ツ目 前座
1958年(昭和33年)  43  31 30
2018年(平成30年) 313 100 41
人間国宝、小さんの十七回忌追善公演 5月中席夜の部
 落語協会会長を四半世紀にわたり歴任、落語界初の人間国宝の先代・五代目柳家小さんは02年5月16日、87歳で亡くなったが本年は十七回忌。命日のある5月中席夜の部の10日間に先代小さんをしのぶ 追善公演が当席で行われる。現・六代目小さんが中心となり番組は制作中だが、タイトルは〔五代目小さんまつり〕(仮称)、どうぞお楽しみに。
東京かわら版から保田武宏「東都噺家百傑伝 冥土インジャパン」
 新書は<国立演芸場公演ガイド>に連載されたものをまとめた演芸評論家保田武宏氏の著。冥土インジャパンにならい、毎度、イン、バイテン。定価1500円(税込)です。
 新春の初席(はつせき 元日~10日)、第2部主任を4日間つとめる予定の桂歌丸が休演。昇太(元日)、竹丸(3日)、円楽(5日)、桃太郎(7日)が代演した。この欄をかり、お客様にお詫び申し上げます。
 平成29年度(第29回)文化庁芸術祭賞の大衆芸能部門で笑福亭銀瓶、林家染雀が優秀賞。新人賞は同じく関西の桂福丸、関東は浪曲の玉川太福(だいふく)が受賞。
 元気に大声で”おめでとうございまーす”、テレビでおなじみだった海老一染之助が昨年12月6日、83歳で他界。昭和の時代には落語協会の色物で、兄の染太郎(02年没、70歳)と、当席でも賑やかに太神楽 曲芸。告別式には落語協会会長柳亭市馬や柳家小里んが参列。
 春之輔改め四代目桂春団治の襲名興行今月11日の大阪松竹座からスタート。当日は東京から柳家小さん、市馬も一席と口上に並ぶ。初代春団治は芝居や映画で知らない人はいない存在。四代目は65年に先代・三代目 春団治に入門、上方協会の副会長。
 紙切りの林家正楽が昨年、平成29年の一年間で、寄席でお客様から受けたリクエストを多い順に。例によって第1位を当てて下さい。(1)?(2)パンダ(3)藤娘(4)土俵入り(5)宝船(6)トランプ大統領 (7)正楽(8)竜(9)にわとり(10)ひなまつり。以下シャンシャン、スカイツリー、鯉のぼり・・・。さてリクエストの第1位は?それは新横綱となった稀勢の里の72枚でした。
今月は冬季五輪がある
ちょうど20年前の2月は長野で大騒ぎしたっけ
寄席誕生200年の年だったからよく覚えているよ
東上野の下谷神社に石碑が出来て、その式典をしたのが4月、小さんも志ん朝も出席していたネ
小さん師匠に石碑に<寄席発祥の地>の文字を書いた本人だから
志ん朝は洋服姿で目立たない所にいたよ
もちろん、寄席の席亭も出席
当席は先々代の杉田恭子席亭だったネ
10年ひと昔、20年ならふた昔、人気噺家の三遊亭ふたむかし、って洒落、どう?
三遊亭歌武蔵だろ
そうだッ!、当時90か91歳の早稲田大学の暉峻康隆(てるおか・やすたか)先生が祝辞を述べられた
大作<落語の年輪>の本がある先生だ。演芸評論家の小島貞二先生も出席した
元お相撲さんは歌武蔵と同じで、演芸と相撲に関する著書が150冊はある
先生に、双葉山と大鵬はどちらが強いかお聞きしたことがあるよ
どうだった?
もし五番勝負したら、3勝2敗で双葉山だろうって
白鵬と貴乃花は?
いい加減にしなさいッ

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