月号
Previous<< >>Next
 平成20年も末広亭は12月29日まで休まず営業致します。
 今月11日からは昼の部12時、夜の部5時の開演。特別の興行を除き昼の部と夜の部の入れ替えはございません。
 定席興行以外にも落語協会と落語芸術協会の若手二ツ目が毎回4人共演する<深夜土曜寄席>(夜9時30分開演、500円)を公演。また、いろいろな特典が付く<末広亭友の会>もございます。年会費は1万円です。どうぞ本年も当席のご贔屓おひきたてをよろしくお願い申し上げます。
六代目今輔八代目柳橋 現会長桂歌丸は五代目になるが、同協会の創始者初代会長<春風亭柳橋>と二代目会長<古今亭今輔>の大看板が春と秋にめでたくそろって復活する。柳橋は79年没後、直弟子が七代目柳橋を継ぎ同協会副会長も務めたが、04年に他界。その七代目のまな弟子春風亭柏枝が10月に八代目柳橋を襲名する。今輔は5月真打に昇進の古今亭錦之輔が六代目を継ぐが、33年ぶりの復活となる。
 当席での昇進披露は5月上席のゴールデンウィーク夜の部に行われる。新真打の3名は、小遊三門下三遊亭遊馬、女流講談で痴楽門下の神田ひまわり、寿輔門下古今亭錦之輔。神田ひまわりは日向ひまわりに、錦之輔は前述の今輔となる。
馬風会長
 落語協会(会長鈴々舎馬風)は9月に5名の昇進。圓歌門下三遊亭あし歌と三遊亭歌彦、栄枝門下春風亭栄助、志ん橋門下古今亭志ん太、圓菊門下古今亭菊可。あし歌が三遊亭歌橋を、歌彦が三遊亭歌奴を襲名することがすでに決まっている。
〔落語〕
<50年前>落語協会-真打21、二ツ目19、前座19、計59名。 落語芸術協会-真打22、二ツ目13、前座12、他3、計50名。フリー1(先代金馬)。
<現在>落語協会-真打174、二ツ目56、前座21、計251名。落語芸術協会-真打81、二ツ目28、前座11、計120名。円楽一門会41名、立川流42名、他2名。
〔色物〕
<50年前>落語協会-31名、 落語芸術協会33名。
<現在>落語協会−62名、落語芸術協会-54名。
〔講談〕
<50年前>29名。
<現在>56名。(女性28名)。
〔女性の落語家〕
<50年前>2名(のち廃業)。
<現在>13名。
〔寄席〕
<50年前>新宿末広亭、鈴本演芸場、人形町末広、本牧亭、東宝演芸場、川崎演芸場、相鉄演芸場他。
<現在>新宿、上野、浅草演芸ホール、池袋演芸場、本牧亭、国立演芸場、上野広小路亭、横浜にぎわい座他。
【第一部】
桂 米丸
かつら・よねまる
 
【第二部】
桂 歌丸
かつら・うたまる
 
【第三部】
三遊亭 遊三
さんゆうてい・ゆうざ
 
【昼の部】
三遊亭 圓歌
さんゆうてい・えんか
【夜の部】
柳家 小三治
やなぎや・こさんじ
 
【昼の部】
三笑亭 夢丸
さんしょうてい・ゆめまる
 
【夜の部】
三笑亭 茶楽
さんしょうてい・ちゃらく
 
 噺家長寿番付をつくれば最高位は米丸、笑三、上方の人間国宝米朝で、1925(大14)年生まれ。軍配は生年月日の差で米丸師匠に上る。歌丸は褒章受賞と富士子夫人との金婚式のお祝いパーティを昨年11月に、そして今年は年男となる。遊三は第3部のトリを勤めること4年目で、すっかり定着した感じ。
 圓歌は戸籍が戦災焼失でひと苦労したが、昭和4年生まれ、本名も中沢信夫から中沢円法に統一。秋に門弟二人が真打になるのを機会に一門ゆかりの名跡、歌橋と歌奴を継がせ、公私にわたり身辺を整理。小三治はかねてから進められていたDVDを昨秋ようやく発売。TBS落語研究会で収録された百席を超す演目からベストチョイスされた決定版の小三治DVD全集。
 正月吉例(夢丸新江戸噺)は、21日〜25日『三文銭』(07年度作品、山田浩二原作)26日〜30日『小桜』01年度作品、富田龍二原作)。三文銭は江戸の蒲田の梅園(京浜急行「梅屋敷」がその名残り)が登場。前半は”梅”、後半は”桜”と、春を待つ、いまの時節にふさわしい二席。
Previous<< >>Next